台湾高雄の中心駅「美麗島」は、高雄地下鉄(MRT)が交差する、とても活気のある駅です。有名な観光地「六合夜市」の最寄りの駅ということもあり、日本人を含む外国人観光客も多くこの駅を利用します。
中でも「美麗島」駅の「光のドーム」という巨大オブジェは有名で、インスタ映えすると多くの観光客の撮影スポットになっています。
台湾で3年間日本語教師と現地ツアー会社でのガイド経験がある管理人「サボテン」が台湾旅行に役立つ旬な情報をお届けします
台湾高雄【美麗島】までの行き方
「美麗島」駅は、高雄地下鉄(MRT)の南北を走るレッドライン(紅線)と東西を走るオレンジライン(橘線)が交差する駅で、どこの駅からでも非常にアクセスしやすい駅です。
お泊まりのホテルの最寄り駅からどのように行けば良いかは、簡単に知ることができると思います。
紅線(レッドライン)の場合:「南岡山」行き或いは「小港」行き
橘線(オレンジライン)の場合:「西子湾」行き或いは「大寮」行き
上の路線図から最寄り駅を調べていただき、ご自身に合った列車にお乗りください。電車は約5分間隔くらいで来るので、非常に本数は多いです。
タクシーをご利用する場合は、紙に「捷運美麗島站」と書いて渡せばOKです。或いは「光のドーム」を知らない運転手はいないので、写真を見せても大丈夫です。
台湾高雄「美麗島駅」の【光のドーム(光之穹頂)】
「美麗島」の改札を出たらすぐにこの「光のドーム」が目の前に見えます。タクシーで来た場合は地下鉄の駅の方へ階段を降りればすぐです。
「光のドーム」はとても巨大で、中心に大きな柱が2本あり、上部に綺麗な絵が描かれたステンドグラスが広がっています。
上部のステンドグラスは「水・土・光・火」と4つのテーマに分かれていて、宇宙の誕生や成長、破壊などがストーリーに仕立てられて描かれています。
ステンドグラスの枚数は4.500枚ほどあるそうで、イタリア人芸術家により、4年かけて手作業ではめ込まれたそうです。
台湾高雄「美麗島駅」は世界第2位!
高尾野中心駅「美麗島」は、世界で最も美しい地下鉄の駅で「世界第2位(2012年)」に選ばれています。(因みに第1位はカナダにある「シャン・デ・マルス」駅です)
実際このステンドグラスを見ていただくと、あまりの美しさに世界第2位に選ばれたとこが納得できると思います。高雄に観光に行く際には、必ず立ち寄ってみてくださいね。
台湾高雄「美麗島駅」の光のドームショーの開催時間
美麗島駅のステンドグラス、実は1日に数回ショータイムがあります。ステンドグラスは直径30メートル、660平方メートルと巨大で、4.500枚のステンドグラスの色が次々と変わっていきます。無料とは思えないクオリティーです。
ショーの開催時間
月曜~金曜:11時、15時、20時
金曜:11時、15時、19時、20時
土日:11時、15時、17時、19時、20時
可能であればこの時間帯に合わせていただくとより楽しめるかと思います。
台湾高雄【美麗島】駅周辺のグルメ情報
美麗当駅の出口を出ると、高雄で最も有名な夜市「六合夜市」があります。ここは観光客向けの夜市になっており、買いやすく、美味しいものもたくさん売っています。
ここに行かない手はありませんので、「美麗島」駅の観光を夕方以降にして、そのまま「六合夜市」に行くパターンが効率的だと思います。
【美麗島】の名前の由来(美麗島事件について)
「美麗島」駅が出来たのが2008年のことなのですが、台湾の別名である「フォルモサ(福爾摩沙)」からきています。1979年、ここで体制運動弾圧事件(美麗島事件)が起こったことから、この場所がこの駅名になりました。
「美麗島事件」とは、世界人権デーに高雄市で行われたデモ活動を行った人たちが警官と衝突し、主催者らが投獄されるなどに至った事件である。
【美麗島駅】トリックアートを見よう
美麗島のステンドグラスからすぐ近くの所に「トリックアート」を見ることが出来る場所があります。こちらのアートは、床に書かれた「絵」が、目の錯覚により「立体」に見えるといったもので、本当に空中にいるように、立体的に見えます。
場所はステンドグラスの場所から六合夜市に向かう「11番出口」方向に少し歩いた所にあり、すぐに分かると思います。撮影スポットになっていますので、是非記念撮影してくださいね。
いかがだったでしょうか。高雄観光の名物で世界第2位に輝いた「美麗島」駅をご紹介しました。これほどまでに綺麗で巨大なステンドグラスはなかなかお目にかかれることが無いので、是非ご覧になってくださいね。
お問い合わせフォーム