台湾のコンセント形状と電圧ってどうなってるの?変換プラグや変圧器は必要?要らない?をまるっと解説!

おいしい小籠包にステキな観光地、そして何より人があったかい台湾。旅行の計画を立ててるだけで、もうワクワクが止まりませんよね。でも、そんな準備の中で、ついつい後回しにしがちなのが電源まわりのこと、じゃないですか?「台湾のコンセントって、日本と一緒なのかな?」
「スマホの充電、いつも通りできる?」「毎日使ってる愛用のヘアアイロン、持っていっても大丈夫…?」なんて疑問、地味に気になるところ。うん、わかります。だって、現地の事情を知らずに日本の電化製品をえいやっ!て使っちゃって、もし壊れでもしたら…考えたくないですよね。最悪、火事なんてことになったら、もう旅どころじゃなくなっちゃいますから。
だからこの記事で、台湾のコンセントとか電圧のこと、どこよりも詳しく、そしてゆるーく解説させてください。これを読み終わるころには、電源に関するモヤモヤは、きっと全部なくなってるはず。さぁ、準備をばっちり整えて、心おきなく台湾旅行、満喫しちゃいましょう!
- 台湾のコンセントの形、日本との違いは?
- 変換プラグが、まぁ、いらない理由
- 変圧器がいる子、いらない子の見分け方
- 旅がもっと快適になる、ちょっとしたアイテムの話
台湾コンセントタイプの基本!で、変換プラグっているの?
- 台湾のコンセントって日本と同じ顔してる?
- 台湾のコンセントがCタイプって噂はホント?
- じゃあ変換プラグは、どんな時に出番がくるの?
- 形は同じでも油断大敵!日本の100Vとの電圧の違い
- 私のiPhone、台湾のコンセントで充電できますか…?
台湾のコンセントって日本と同じ顔してる?

いきなり嬉しいお知らせです!台湾で使われているコンセント、なんと日本と全く同じ「Aタイプ」なんですよね。だから、ほとんどの場合、日本から持っていった電化製品のプラグを、そのままグサッと差し込んで使えちゃうんです。やったね!
Aタイプっていうのは、あの平べったい板が2枚、平行に並んでる、私たちに一番なじみ深い形のこと。台湾のイマドキなホテルとか空港、街のおしゃれなカフェなんかも、旅行者が使うような場所はだいたいこのAタイプ。だから、コンセントの形を変えるための「変換プラグ」は、基本的に用意しなくて大丈夫ですよ。
あ、たまに台湾の壁のコンセントを見てると、Aタイプに丸い穴が一個追加された、3つ穴バージョンに出会うこともあるかもしれません。ん?ってなるけど焦らないで。これはパソコンとかで使うアース用の穴なので、私たちの持ってる普通の2本足プラグも問題なく差さるようになってます。ご安心を。
ポイント:アース付きコンセントも問題なし
台湾で3つ穴のコンセントを見かけても、日本の2本ピンプラグはそのまま使用できます。アースっていうのは安全性を高めるためのものだけど、私たちの電化製品はアースなしでもちゃんと動くように作られてるから大丈夫。
台湾のコンセントはCタイプですか?

うーん、これはハッキリ言っておきますね。台湾のコンセントは、さっき話したAタイプがもう圧倒的。Cタイプが主流なんてことは、まずないです。
Cタイプっていうのは、ピンが2本とも丸いやつで、ヨーロッパの方でよく見かけるタイプですね。台湾でこれに遭遇する機会は、本当にレアだと思います。ただ、ゼロじゃないのが旅の面白いところ。例えば、すっごく歴史のある古いホテルとか、色んな国のお客さんが泊まるような国際的なホテルだと、サービスで色んな形のプラグが差さる「ユニバーサルタイプ」のコンセントを用意してくれてることも。まぁ、親切心ですね。
同じように、オーストラリアとかで使われてるOタイプ(ハの字のやつ)がある可能性もなきにしもあらず…だけど、あんまり心配しすぎなくてもいいかな。どうしても気になる心配性なあなたは、泊まるホテルの公式サイトで客室の設備をチェックしたり、予約サイトを通して聞いてみるのが一番確実ですよ。
「予約したホテル、なんか古そうで心配…」って思っちゃう気持ち、わかります。そんなあなたは、お守り代わりに次に紹介する「マルチ変換プラグ」を一つ持っていくと、もう世界中どこへ行っても怖いものなし。安心感が違います。
変換プラグはどんな時に必要になる?

台湾旅行だけを考えるなら、変換プラグが本当に必要になることって、ほとんどないです。でも、「持っておけば、まぁ安心だよね」っていう、お守りみたいな存在。持ってると心が穏やかになるタイプのアイテムです。
特に、こんな人には「持っていってもいいんじゃない?」っておすすめしたくなります。
変換プラグの持参を検討したいケース
- 歴史を感じる古いホテルとか、地方の小さな民宿に泊まる予定の人
- 台湾だけじゃなくて、ついでに他の国にも行っちゃうよ!って人
- これから海外旅行にハマりそうだから、便利なやつを一個持っておきたいな、って人
特に、色んな国を旅する予定がある人や、これからも海外旅行が趣味になりそうな人には、世界150カ国以上に対応できちゃう「マルチ変換プラグ」っていうのが、めちゃくちゃおすすめです。最近はUSBポートが付いてるやつも多くて、スマホとか色々まとめて充電できて、旅の快適さがぐーんとアップしますよ。
もし、万が一、変換プラグを忘れちゃって、現地で「うわ、必要じゃん!」ってなっても、慌てないで。まずはホテルのフロントで聞いてみましょう。たいていのホテルは、宿泊者用に無料で貸してくれたりしますから。あとは街の電気屋さんとかでも、意外と普通に売ってます。
重要:変換プラグと変圧器は、赤の他人です
これ、よく間違える人がいるんですけど、変換プラグはあくまでコンセントの「形」をカチッと合わせるだけのもの。これから話す「電圧」を変える魔法の力はありません。電圧に対応してない日本の電化製品を、変換プラグだけで使っちゃうと、壊れたり火事になったり…本当に危ないから、絶対に間違えないでくださいね!
注意すべき日本の100Vとの電圧の違い

台湾のコンセントの形は日本と同じ。うん、ここまではよかった。でも、電気そのもののパワー、つまり電圧には、はっきりとした違いがあるんです。ここが一番気をつけなきゃいけないポイント。日本の電圧が100Vなのに対して、台湾の電圧は110V。ちょっとだけ、パワフルなんです。
「え、たった10Vの違いでしょ?」って思うじゃないですか。私も昔はそう思ってました。でもね、電化製品ってすごくデリケートで、決められた電圧以外で動かすと、本来の力が出せないどころか、中の機械がじわじわとダメージを受けちゃう。結果、壊れたり、寿命が縮んだり…。形が同じだからって、なんでもかんでもOK!ってわけじゃないこと、これだけは覚えておいてください。
ちなみに周波数は台湾が60Hz。日本は東と西で50Hzと60Hzに分かれてますけど、今の電化製品はだいたい「50/60Hz」って両方に対応してるから、こっちが問題になることは、まずないと思って大丈夫です。
国・地域 | 電圧 | 周波数 |
---|---|---|
台湾 | 110V | 60Hz |
日本 | 100V | 50Hz(東日本) / 60Hz(西日本) |
台湾のコンセントでiPhoneは充電できますか

はいっ、これ、一番よく聞かれる質問かも。結論から言っちゃうと、iPhoneもAndroidスマホも、iPadみたいなタブレットも、変圧器なしで全然、問題なく充電できます!よかったー!
なんでかっていうと、Appleの製品もそうだし、今世界で売られてるほとんどのスマホの充電器って、世界中の電圧に対応できるように作られた「グローバル仕様」だからなんです。よかったら、今使ってる充電器の、ちっちゃーい文字を見てみてください。「入力」とか「INPUT」ってところに「AC 100-240V」みたいに書いてありませんか?
これって、「100Vから240Vまでの電圧なら、どこで使っても大丈夫ですよー」っていう意味。台湾の110Vは、ばっちりこの範囲に入ってるから、変圧器なんて使わなくても、安全に充電できるってわけ。これはAppleの公式サイトでも、同社のUSB電源アダプタが海外の電源コンセントで使用できることが明記されており、その信頼性は非常に高いです。(出典:Apple公式サイト「Apple USB 電源アダプタについて」)
豆知識:あなたのノートPCやカメラも世界仕様かも!
こういうグローバル仕様って、スマホやタブレットだけじゃないんです。ノートパソコンとか、デジカメ、携帯ゲーム機みたいに、海外に連れて行くことが多い電子機器の充電器も、だいたいが100-240V対応だったりします。荷造りするときに、お手持ちの電化製品の充電器を一度チェックしてみると、意外な発見があるかも。
台湾コンセントタイプと変圧器の要否を解説

- 基本的に台湾で変圧器はいらない?
- 熱製品に必須な変圧器の役割とは
- 旅行で便利な変圧器のおすすめは?
- 変圧器は100均やダイソーにある?
- 台湾コンセントタイプの要点まとめ
基本的に台湾で変圧器はいらない?
ここまで色々話してきましたが、正直なところ、ほとんどの旅行者さんにとって、台湾旅行で変圧器は必要ないんですよね。
だって、今の時代の旅に欠かせないスマホ、タブレット、ノートパソコン、デジカメ、モバイルバッテリー…この辺のスタメンたちは、ほとんどが変圧器なしで世界中で充電できるグローバル仕様の子たち。もし、あなたが使うのがこれらの製品だけなら、わざわざ重くて荷物になる変圧器を持っていく必要は、全くないです。
じゃあ、一体どんな時に変圧器の出番が来るのか。それは、ズバリ「日本でしか使うことを考えてない、100V専用の電化製品」を持っていく時。特に、モーターで動いたり、熱を出したりするタイプの製品は、よーく注意しないといけません。
変圧器が不要な製品の例 | 変圧器が必要となる可能性がある製品の例 |
---|---|
スマートフォン、タブレット | ヘアドライヤー、ヘアアイロン(コテ) |
ノートパソコン、デジタルカメラ | 電気ケトル、旅行用炊飯器 |
モバイルバッテリー、携帯ゲーム機 | 電動歯ブラシ、シェーバー(一部製品) |
Wi-Fiルーター | 美顔器などの美容家電(一部製品) |
あ、でもこの表はあくまで目安ですからね。特に電動歯ブラシとかシェーバーは、海外OKなモデルとダメなモデルが混在してるので、自分のやつはどうなのか、必ず確認してみてくださいね。
熱製品に必須な変圧器の役割とは

変圧器っていうのは、違う電圧の国で電化製品を安全に使うために、コンセントから来る電気のパワーを、製品に合ったパワーに調整してくれる機械のこと。今回の場合だと、台湾のパワフルな110Vを、日本の優しい100Vに下げてくれる、ってわけです。特に、ヘアドライヤーとかヘアアイロンみたいに、たくさんの熱を出す燃費の悪い子たちを日本から連れて行くなら、変圧器は絶対に、絶対に必要です。お願いだから、これは守ってほしい。
こういう製品って、だいたい「100V専用」って書いてあって、これを台湾の110Vに直接つなぐと、機械がびっくりしてとんでもないパワーが流れ込んじゃう。その結果、モーターが焼き付いたり、熱くなりすぎて本体が溶けたり、最悪ショートして火が出ちゃったり…。大切な旅先でそんな悲しいことになったら、もう目も当てられないもんね。実際に、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)も海外で使用する電気製品の火災に注意を促しており、不適切な使用が重大な事故につながることを警告しています。
変圧器は、そういう恐ろしい事故を防いで、日本の100V専用製品を台湾で安全に使わせてくれる、いわば「電力の通訳さん」みたいな、すっごく大事な役割があるんです。
重要:消費電力(W)の確認を忘れずに!
変圧器にも「これくらいの仕事量までなら耐えられます」っていうキャパがあります。使いたい電化製品がどれくらい電気を食うか(Wワット数)を必ず見て、変圧器のキャパを超えてないか確認してくださいね。特にドライヤーは1200Wとか平気で超えてくるので、普通の旅行用の小さい変圧器だとパワー不足になっちゃうことが多いです。
旅行で便利な変圧器のおすすめは?

もし変圧器を買うなら、さっきも言ったけど、使いたい電化製品の消費電力(W)を必ずチェックして、その数字の1.2倍〜1.5倍くらいの余裕がある容量の変圧器を選ぶこと。これが安全に使うための鉄則です。
でもねぇ…ドライヤーとかヘアアイロンに対応できるパワフルな変圧器って、お値段も数千円から一万円以上するし、重さも1kg超えたりして、正直、ちょっとした旅行のために持っていくのは、あんまり現実的じゃないんですよね。
そこで、もっと賢くて現実的な方法があるんです。それは、最初から海外の電圧に対応してる「海外対応」のドライヤーとかヘアアイロンを、この際えいやっ!と買っちゃうこと。家電量販店とかネットで探せば、電圧を切り替えられる旅行用のやつが3,000円くらいから売ってます。これなら変圧器がいらないし、荷物もめちゃくちゃ軽くなる。一石二鳥だと思いません?
ていうか、ドライヤーに関しては、台湾のほとんどのホテルにお部屋に置いてあります。風の強さに特別なこだわりがなければ、ホテルのを使うのが一番ラクチンな方法。ただ、ヘアアイロンは置いてないことがほとんどだから、こればっかりは必要な人は海外対応のやつ、準備していきましょう。
変圧器は100均やダイソーにある?

あー、これ、よくある質問なんですけどね。答えは、残念ながらNOです。100均とかダイソーで、ドライヤーとかに使えるようなちゃんとした変圧器は買えません。きっぱり。
ああいうお店の旅行コーナーに置いてあるのは、だいたいがコンセントの形を合わせるだけの「変換プラグ」。パッケージに「海外用」って書いてあるから、すっごく紛らわしいんですけど、電圧を変える力はゼロです。これを変圧器の代わりに使ったら…もう言わなくてもわかりますよね。危ないから、絶対にやめてください。
もし、何かの間違いで小さい変圧器っぽいものが売ってたとしても、それはシェーバーとか、ごく一部の電気をちょっとしか使わない製品にしか対応できません。1000Wを超えるドライヤーなんかに使ったら、変圧器の方が「もう無理!」ってなって熱を出したり火が出たり…考えただけでも恐ろしいです。
正しい購入場所を覚えましょう
- 変換プラグ:100均でも買えるけど、何回も旅するなら、家電量販店で売ってるちょっと丈夫なやつの方が安心かも。
- 変圧器:これは絶対に、ビックカメラとかヨドバシカメラみたいな大きな家電量販店か、旅行用品の専門店で。お店の人に相談するか、仕様をじーっくり確認してから買ってくださいね。
台湾コンセントタイプの要点まとめ
さて、ここまで長々と話しちゃいましたけど、台湾旅行の電源まわりで大事なこと、最後にもう一回だけ、おさらいさせてください!出発前の最終チェックに使ってくれたら嬉しいな。
- 台湾のコンセントの形は、日本と同じ「Aタイプ」がほとんど
- だから形を変える「変換プラグ」は、まぁいらないかな
- 心配なら色んな国で使える「マルチ変換プラグ」がお守り代わりになる
- 台湾の電圧は「110V」。日本の「100V」より、ちょっぴりパワフル
- このちょっとの差が、100V専用の電化製品を壊しちゃうことがある
- iPhoneとかスマホ、PCの充電に「変圧器」はいらない!よかった!
- 充電器に「100-240V」って書いてあるか、一応見ておくと完璧
- 日本のドライヤーやヘアアイロンには、「変圧器」が絶対に必要!
- 変圧器なしで使うのは、壊れるし火事も怖いから、本当にダメ
- 熱を出す子は電気をたくさん使うから、パワフルな変圧器がいる
- 重くて高い変圧器を買うより、「海外対応」の製品を買っちゃうのが一番かしこい選択かも
- 100均とかダイソーに、本格的な変圧器は売ってないから気をつけて
- 「変換プラグ」と「変圧器」は、役割が全然違う、赤の他人!
- ちゃんと知って準備すれば、台湾旅行はもっと快適で安全になるよ!
これで準備はバッチリかな?安心して、思いっきり台湾を楽しんできてくださいねー!