今や外国人が訪れる神社ナンバーワンと言っても過言ではないほど人気がある「京都【伏見稲荷大社】」数え切れないほどの鳥居が立ち並ぶ光景は、海外の観光客だけではなく、我々日本人が見ても圧巻されます。
今回はそんな「伏見稲荷大社」の見どころ、社内での最強のパワースポットの場所をご紹介します。
この記事は、海外のツアー会社に2年間所属し、外国人の国内観光案内も行っていた管理人「サボテン」が皆様の観光に役立つ情報をお届けします。
伏見稲荷大社の神様や御利益
五穀豊穣の神様
全国に沢山あります五穀豊穣の神様「お稲荷さん」、全国には約3万社あると言われております。その総本山が京都の「伏見稲荷大社」です。2番目に多いのは、「八幡神社」で、約25000社あると言われています。
京都伏見稲荷の御祭神である稲荷大神様がこのお山に御鎮座されたのは、奈良時代の711年2月だそうです。計算すると1300年を越えていることになりますね。
伏見稲荷大社の御利益
「伏見稲荷大社」は、現在では商売繁盛や金運上昇のパワースポットとして有名ですが、元々は「五穀豊穣の神様」です。
「五穀」とは、米、麦、粟、稗、豆の5種類の穀物のことをさします。
「豊穣」とは作物などが豊かに実ることで、豊作と言い換えることも出来ます。
伏見稲荷はその他「安産」「万病平癒」「学業成就」などの祈願も可能です。
伏見稲荷大社のご本殿・参拝方法
ご本殿は、国の重要文化財として認定されています。この作り方を「流造(ながれづくり)」と言います。伏見稲荷大社の本殿は横幅が5間ありますので、通例では「五間社流造り」という様式になります。
ご参拝の手順
1:鳥居にて一礼をして入る
2:手水舎で手と口を清める
3:拝殿についたら賽銭を入れる、鈴をならします
4:2礼2拍手1礼をし、名前、住所を心の中で言い、お願いごとや感謝の気持ちをを述べます
5:帰りに再度鳥居で一礼する
伏見稲荷大社の千本鳥居
千本鳥居
伏見稲荷大社の奥宮から、奥社奉拝所を結ぶ道に、沢山設置されている鳥居のことをいいます。入り口には大変大きな鳥居もあります。
途中から道が二手に分かれます。二手の道は、右側が行き、左側が帰り専用となっています。この沢山の鳥居は、伏見稲荷にお願い事をした後、願いが叶えば鳥居を奉納するという事らしいです。
鳥居は個人で建てることが出来る(お値段)
京都伏見言いなり大社では、奉納(自分の鳥居を建ててもらう)をする事が出来ます。お値段は大きさにより違いますが、順番待ちがあるため、いつでもすぐ申し込んで建てるということでは無いようです。
価格は175.000円から1300.000万円まで6種類あり、入り口にある大きな、電通さんが奉納している物が最大の物です。ご興味のある方は「京都伏見稲荷大社」の公式ページよりお問い合わせしてみて下さい。
伏見稲荷大社のおもかる石・奥社奉拝所
伏見稲荷のおもかる石
伏見稲荷大社の奥社奉拝所の後ろに回ると、有名な「おもかる石」があります。おもかる石の前では何をするのかといいますと、
1:まず、一対の石灯籠の前で願いごとをします。
2:それからこの石持ってみて、思っているより軽ければ願いがかない、重ければ願いはかなわないという事になっています。
常連の方のお話しによると、右側の方が少し軽いとのことです。
伏見稲荷大社の中でも最大のパワースポットはここ!
さて、京都伏見稲荷の中でも「最強のパワースポット」の場所をご存じでしょうか?ここは霊感といったような感覚の少ない方でも、ほぼエネルギーを感じることが出来ます。これからご紹介しますので、是非行ってみてください。
伏見稲荷大社の「水晶」
さて、「おもかる石」のすぐ横にありますこの場所、なんだかちょっとおどろおどろしい感じのする写真のような場所があります。雑誌などではあまり紹介されていませんが、伏見稲荷大社のなかで、最もパワーがある場所がこことされています。
上に大きな水晶が祭られており、まずここで手を合わせてから、手を上に上げてくださいそのまま手を下に下げますと、明らかに上の空気の流れが違うのが感じられますよ!是非ここを参拝してみてくださいね。
京都伏見稲荷の「お守り」や「絵馬」
京都伏見稲荷の「お守り」や「絵馬」「願掛け鳥居」は、思わず持って帰りたくなるような、かわいい形になっています。実際に外国人観光客の方は、持て帰られる方も多いとの事です。
「お守り」は厄除けや商売繁盛、健康・諸願成就・無病息災など、沢山の種類のお守りが売られています。
京都伏見稲荷の「写真を撮ってはいけない場所」
この場所、とくに「写真を撮ってはいけない」とは書いてありません。しかし、伏見稲荷大社の中でもちょっと特別な像があり、この像はなんというか「撮らない方がいいです」
その場所とは、「奥社奉拝所の近くに祭られておりますキツネ像」です。上の写真の看板のすぐそばです。
伏見稲荷へのアクセス
伏見稲荷は、駅を降りるとすぐという立地なので、比較的行きやすい場所と言えるかと思います。
電車を利用する場合
JR「稲荷駅」で下車しますと、伏見稲荷大社まで一番近いです。降りたらすぐ前にあります。
京阪を利用する場合は「伏見稲荷駅」か「深草駅」で下車します。こちらはバス同様、10分程度歩きます。
京都駅から「京都市バス」で行く場合
「C4番のりば」から「南5系統:東福寺・伏見稲荷・青少年科学センター行き」または「105系統:稲荷大社・竹田駅東口行き」に乗り、「稲荷大社前バス停」で下車。
→京阪伏見稲荷駅前バス停で降り、の道を左折、直進していると踏切が見えてきます。踏切を渡りますと、伏見稲荷大社の鳥居が見えてきます。お時間は10分程度です。
バスをご利用される場合は、こちらの1日乗車券(500円)がお得です。バス停のあるところの自動販売機で買えます。この乗車券を利用しない場合は、1乗車一律230円です。
タクシーを利用する場合
京都駅から1.500円くらいです。
住所:〒612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68番地
TEL:(075)641-7331
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