台湾旅行の夜のお楽しみの一つとして外せないのが「夜市」観光ですね。日本ではお祭りの日に開催される「夜店(よみせ)」、これが毎晩、しかも壮大な規模で開催されているのが「夜市」です。
日本の夜店と同じように食べ物、飲み物などの屋台が建ち並び、洋服や雑貨などの屋台もたくさん見ることが出来、一般のお店で買うよりもお安く購入できるため、おすすめです。
今回は台湾に3年間滞在しガイド経験のある私が、夜市の中でも最も有名な「士林夜市(シーリンヨイチ)」をご紹介します。
このサイトは台湾で3年間日本語教師と現地ツアー会社でのガイド経験がある管理人「サボテン」が台湾旅行に役立つ旬な情報をお届けしております。
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【士林夜市】の営業時間
お昼は街を観光して、夜は夜市へ!旅行プランをたてようと思っている方も多いかと思いますが、「士林夜市」って何時から何時までやっているの?と気になりますね。
台湾に数ある夜市の営業時間について、きっちりと「何時から何時まで」と決まっているところって無いのですが、だいたい大まかな時間は決められており、
営業時間:17:00頃~翌1:00頃まで
開催日:ほぼ毎日やっています
アクセス:地下鉄(捷運)淡水線「劍潭駅」より徒歩5分
駅を降りたらそのまま北へ。ほとんどみんな同じ方向(夜市に向かう)に行くので、付いていけばOKです!
17時にお店がオープンし出すのは夜市の中でも早いほうで、その辺りはさすがナンバーワン夜市と行ったところでしょうか。
夜市ってどんなところ?
夜市とは、日本でお祭りのときなどに開催されています「夜店(よみせ)」、このような屋台が大変大きな規模で毎日開催されていると考えていただければよいかと思います。
食べ物や飲み物だけで無く、洋服や雑貨などの生活用品もたくさん売っており、1晩ではとても回りきれないほどの数のお店が建ち並んでいます。
夜市には何時頃行くのがおすすめ?
「士林夜市」は17時にお店がオープンし出します。夜市の中でも早いほうで、その辺りはさすがナンバーワン夜市と行ったところでしょうか。
しかしながら、17時ちょうど頃に行った場合、全部のお店が開いているわけではありません。出来れば18時を過ぎた辺りに行くとほぼ全部のお店が開いているのでおすすめです。
人がたくさんいる18時からの時間でも、本当にたくさんのお店があるので、かなり待たなければならないというような事はまず無いので安心して下さい!
また閉店の時間についても、翌1時だとほぼ閉まっちゃっているので、出来れば23時頃までには行っておきたいところです。
夜市は治安が悪い?
海外旅行で特に気になるのが「治安」ですね。台湾は他の外国と比べると治安は良い方です。ですがやはり日本と同じような感覚で、たとえば「カバンを置いて席取りする」などの行動はやめておいたほうが良いかと思います。
スリに関しても、カバンを前で抱きしめておかなければならない、というようなことは無いですが「皆無では無い」といったところです。
夜市で日本人が気をつけること
日本人観光客は「お金を使う」「お金を持っている」というイメージが根付いています。そのため、台湾以外の外国でもそうですが、食べ物飲み物を買う際は問題無いですが、雑貨類などを買うときは、地元の人に売る値段よりも高く言ってくることが時々あります。
そのため「ん?ちょっと高くない?」と感じたときは、値段をよく確認してから買うようにしましょう。
ちなみに台湾では、2つや3つ、複数買うと安くなる事がたいへん多いです。スーパーなどでもそのような売り方をしているので、文化とも言えるかもしれませんね。
【士林夜市】おすすめの美味しいお店ランキング
台湾の夜市は規模が大きいのが特徴ですが、「士林夜市」もかなり大きく、どれを食べる?何を飲む?何を買う?と悩んでしまうこと間違い無しです。
まぁ、どれも美味しいのですが、日本と台湾の食文化の違いから、物によっては日本人のお口に合わない(人もいる)香辛料などが使われている場合もあります。
例えば台湾の定番B級グルメ「魯肉飯(ルーローハン)」でも、八角という香辛料が多めに入っていた場合、我々日本人にはちょっと食べにくいなと感じたり、美味しそうな黒いゼリーにピーナツの粉を付けて売ってるけど、実は豚の血を固めてゼリー状にし、そこにピーナツの粉を振りかけた台湾人の好きなお菓子だったりと、台湾初心者にとっては中々厳しめの食べ物もあります。
そこで、私の独断になりますが、これは日本人のお口にあってとても美味しいよ!という食べ物をいくつかご紹介します。
1位:チーズポテトのお店「起士馬鈴薯」
オススメ度 | |
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どんな食べ物? | チーズポテト |
注文方法 | 専用の紙にチェックしてお店の人に渡す |
価格帯と説明 | 55元~65元(200円~240円程度)
このお店は台湾人のお友達に「很好吃唷(めっちゃ美味しいよ)」 パンの間にポテト挟んで、色々な具をトッピングして、上からチーズをてんこ盛りかける、そんな食べ物です。 注文も伝票に自分で記入してから店員さんに渡すので安心ですね。もちろん全部漢字なんですが、なんとなく分かるのもありますね、 まぁ迷ったら一番上の「総合」で宜しいかと。時の如く「全部乗せ」みたいな感じ。お値段も安いですね、60元で220円とかそのあたりです。 こちらのお店は人気で、次々と色々な夜市に出店されてきているようです。 |
2位:ステーキのお店「阿玑師牛排豬排」
オススメ度 | |
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どんな食べ物? | 牛・豚・鶏・海鮮のステーキ |
注文方法 | お店の人に直接伝える(指さしでOK) |
価格帯と説明 | 80元~250元(290円~900円程度)
「牛排(ニョーパイ)」とは牛のステーキのことで、台湾でもポピュラーな食べ物となっています。夜市では鉄板で牛肉を焼いて、下に敷かれたパスタのうえに乗せ、ソースをかけて完成です!柔らかくてとっても美味しいですよ!お値段150元(500円くらい)、安いですね! お肉はそれほど分厚くないので食べやすく、味も美味しくて最高です。こちらの台湾風ステーキですが、日本のステーキと大きく異なるところは、 「豬排(ジューパイ)」 → 豚ステーキ 「雞排(ジーパイ)」 → 鶏ステーキ 「魚排(イーパイ)」 → 魚ステーキ となっており、右側の250元のものは「分厚い肉」や「肉と魚両方」といった感じです。 ここで、分厚い肉を選択するのもありなんですが、実は分厚い分ちょっと堅いんです、ですのでここは薄い150元のほうをおすすめします。 因みに「麺だけ」という選択肢もありますが、こちらはちょっと満足感に欠けるので、やはり具ありを選びましょう! |
3位:台湾ふわふわかき氷
オススメ度 | |
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どんな食べ物? | ふわふわかき氷 |
注文方法 | 夜市の場合は直接伝える場合が多い(指さしOK) |
価格帯と説明 | 100元前後(350円~400円程度)
台湾に来て「かき氷」を食べない手はありません!屋台を見ていると2種類あって、「ふわふわかき氷」と「普通のかき氷」 台湾の現地で食べる最も優位な点は「フルーツの量が多い」ことです。場所によってはマンゴーなんかも本当にてんこ盛りに乗せてくれますし、我々日本人にとってはお得感満載といった感じです! どこのお店でも美味しいので、是非お試し下さいね。 |
4位:台湾ドリンクのお店
オススメ度 | |
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どんな飲み物? | お茶や紅茶、フレッシュジュースなど |
注文方法 | 店員さんに直接伝える(難易度高め) |
価格帯と説明 | 50元~70元程度(180円~250円程度)
台湾で観光していると、夜市の中だけでは無く街中でもよく「ドリンク専門のお店」を見かけます。 このようなドリンクスタンドにはたくさんの種類のメニューがあり、お茶だけでもウーロン茶や緑茶、ジャスミン茶、高山茶、フルーツジュースは生の果物をそのまま使いますし、本当に美味しくて安いんです。 どこのドリンクスタンドも数十種類の取りそろえがあります。台湾ドリンクは是非とも味わっていただきたいところです。 そこで台湾人にも大人気、日本でも有名な台湾ドリンク「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)」を是非買ってみて下さい! さて、このタピオカミルクティー、注文するときに実は発音が少々難しくなております。 「珍珠奶茶 zhēn zhū nǎi chá」略して「珍奶」、 「一杯 珍珠奶茶 少冰 半糖」とりあえずこのように書いてみて下さい。 2つ買う場合は「一杯」を「兩杯」に、それ以上は三杯、四杯、五杯・・・ これでOKです! |
ここまで書いておいてなんなんですが、この「台湾ドリンク」夜市で買ってももちろん美味しいのですが、街中にたくさんあるドリンク専門スタンドで買うと、更に更に美味しいんです!ですがこちらのドリンクスタンドを利用するときも同じく難易度が高く、なぜかといいますと、
「日本語が基本通じない」
「全てのドリンクに対してのサイズ、氷の量、甘さの度合いを4段階くらいで指定しなきゃいけない」という関門があります。
すなわちメニューの写真を見て「これ」って指さしても、そこから「サイズと氷の量と甘さは?」みたいな返答が返ってきます。
このように自由度がきき自分の好みに合わせることが出来てとても良いのですが、中国語が話せないとどうにもなりません。。
ですがある法則だけ知っておけば、簡単にクリアできちゃいます!詳しくはコチラの記事にまとめてあります。
番外編:その他にも美味しい物がいっぱい
士林夜市には、この他にも美味しい物がたくさん売っています。最後にいくつかご紹介しますね。
定番の「小籠包」です。その場でできたてを食べることが出来、とても美味しいです。左の「水煎包」は水餃子の事です。台湾では焼き餃子より水餃子の方が人気があります。
「香腸」とはフランクフルトの事です。これもポピュラーなグルメで数種類のソースをつけて食べます。特徴としては「台湾のウインナーは甘い」ので、最初食べたときはちょっとビックリするかもしれませんね。
「エビ巻き」「天ぷら」「揚げ臭豆腐」などのお店です。新鮮な魚介類などが使われており、とても美味しいです。臭豆腐は慣れるまではニオイに圧倒されますが、食べるとなかなか美味しいんですよ!
新鮮なフルーツを売っているお店です。「マンゴー」など注文するとその場でむいてお皿に入れてくれます。台湾は南国なのでとにかくフルーツはなんでも美味しいです!マンゴーでも1個60元(220円)程度と、日本人にとっては破格なので、食べない手は無いと思いますよ!
いかがだったでしょうか?台湾で最も有名な夜市のひとつ「士林夜市」をご紹介しました。士林夜市では食べ物の他にも洋服や雑貨など、たくさんの物が売られており、数時間たっぷりと楽しめる場所になっています。台北旅行に行かれた際には是非立ち寄ってみてください。
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地図をこちらに添付しておきます。
座標をスマホの地図アプリに入れてもらっても使えます^^
座標:25.087657, 121.524247
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