台湾の観光イベントの一つで是非とも押さえておきたいのが「天燈(ランタン)上げ」ですね!
台湾では、この天燈に願い事を書いて上げるという風習があり、天燈の色によってもそれぞれ効果が違うという「風水」を用いた要素もあり、なかなか楽しめます。
日本ではなかなか体験することが出来ない天灯上げ、「十分」という場所の景色の綺麗さなども含め、この場所は天燈上げに最適な場所であり、その他にも見て回れる観光地がたくさんあるのでとてもお勧めな場所です。
このサイトは台湾で3年間日本語教師と現地ツアー会社でのガイド経験がある管理人「サボテン」が台湾旅行に役立つ旬な情報をお届けしております。
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【天燈上げ】台湾 平渓線「十分」でランタン上げ 行き方や営業時間
「十分」は台北市の北部にあり「新北市平渓区」という所に位置します。台北の中心部、有名観光地がたくさん有る地域とは少し離れており、台北市から1時間半ほどの時間を要します。
そのため一般的にはツアーを申し込む方が多く安心なのですが、ご自身で鉄道を利用して向かうという方法もあり、実はそれほど難しくは無いのでその方法をご紹介いたします。
当然ご自身で鉄道を利用する方が安く行けますので、まずはその方法のご紹介です。
「十分(シーフェン)」へ電車を利用してのアクセス方法
「台北」から「十分」までは、電車の利用で1回乗り継ぎが必要となっています。難しいかと思いますが、観光客ばかりなので、基本ついていけば簡単に乗り継ぐことが出来ます。
切符の買い方
自動販売機もありますが、乗り換えの切符が買えないので、ここは窓口に行きます。日本語は残念ながら通じないので、紙に
「台北→瑞芳」然後「平渓・深澳雙支泉一日周遊券」
こんな感じに書いて見せれば理解してもらえます。
「平渓・深澳雙支泉一日周遊券」ですが、「十分」周辺にはそこ以外にも観光で周れる場所がいくつかあり、せっかくだし行かない手は無いかと思います。ですが1回1回切符を買うのも面倒なので、こちらの乗り放題チケットを買うことをおすすめします。
*一日周遊チケットは「瑞芳駅」でも買うことが出来ます。
ちなみに切符売り場は混んでいることもあるので、予定の時間より20分くらいは余裕をみておきましょう。
それではいざ、台北駅より台湾鉄道の「自強号」という列車に乗ります。行き先は「瑞芳駅」です。
自強号に乗り約1時間「瑞芳駅」に到着です。
次に「平渓線」に乗り換えます。乗り換えは特に難しくは無いのでスムーズに行えると思いますが、「平渓線」は1時間に1本程度しか電車が来ないので、あらかじめ時刻表で時間を調べておくことをおすすめします。
「瑞芳駅」に到着したら「平渓線」に乗り換え、30分程度で「十分駅」に到着します。
「十分(シーフェン)」へバスを利用してのアクセス方法
台北のMRT「文湖線木柵駅」からバスで行くという方法もあります。
「795号木柵平渓線」というバスに乗り、約1時間で「平渓駅」に到着します(45元)。「平渓駅」で下車したあと、ローカル線の「平渓線駅」から列車で「十分」へ向かいます。
こちらも約1時間で到着しますが、バスが1時間に1本程度しか無いため、出発時刻をあらかじめ調べておく必要があります。
*バスは比較的すいている事が多いです。
「十分(シーフェン)」へタクシーを利用してのアクセス方法
台北駅などのタクシー乗り場では、観光客ならよく声をかけられます。ほとんど中国語なので意味は分からないことが多いですが、たまに日本語で話しかけてくる人もいます。
「十分」と紙に書いて見せれば連れて行ってくれますが、長距離になるので、だいたい向こうから価格を提示してきます。料金は1.000元程度の場合が多いです(4.000円くらい)。
日本に比べると格安ですが、やはりいわゆるぼったくりも時々ありますし、難易度はちょっと高めですね。電車では混み合って座れないこともあるので、ゆっくり座って行きたい!という方にはいい選択肢でもあります。
また、トラブル防止のため、泊まっているホテルからタクシーを呼んでもらうと、ぼったくりなどのトラブルはまずありません。ホテルのフロントに人が日本語を話せた場合、ちゃんと値段交渉などもおこなってくれます。
「十分(シーフェン)」へ現地ツアーを利用してのアクセス方法
電車の乗り換えってうまく出来るかな?もし失敗したら・・・タクシーもやっぱり不安・・・と言う方には「現地オプショナルツアー」を利用しましょう。
まずガイドさんが日本語なので安心、そして同行する方々も日本人なので友達になれるかも知れないですね。
また「十分」は千と千尋の神隠しでおなじみの「九份」とセットになっているツアーも多く、時間の無駄が無く効率的に観光することが出来ます。
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十分(シーフェン)で天燈(ランタン)上げ
十分で天燈(ランタン)を上げる
十分に到着したら、天燈(ランタン)を上げてみましょう!方法は以下の通りです。
1:たくさんのお店がありますので、好きなお店を選ぶ
(値段はどこも同じです)
2:お店の方に声をかける
(身振り手振りでも大丈夫です)
3:天灯の色を決める
(単色・四色ミックスがあります)
・色には下記のような意味があります
黄色:金運
ピンク:恋愛
青:仕事
紫:試験
白:幸せ
オレンジ:愛情
緑:商売繁盛
白桃:幸福
4:お金を払ったら筆で願い事を書いていきます。
(4面あるので、かなりたくさんの量を書く事が出来ますよ!)
5:書き終わったら店員さんに声をかける
6:店員さんが飛ばす場所まで案内してくれます。
このとき、携帯やカメラを渡すと写真を撮ってくれます!
7:空に上げて終了
お店には筆が置いてありますので、願い事を書いていきます。
「天燈(ランタン)」上げの場所では、間近を通る列車を見ることが出来ます。
十分でお土産を買ってみましょう
私がいつも「十分」で買う、美味しい水飴のお菓子があります。こちら
「百香果」はパッションフルーツの意味です。
先っぽを歯でかみ切って、出てくる水飴を食べる感じです。1つ10元(約40円)
【天燈上げ】の営業時間について
十分での天燈上げの営業時間は、朝10:00くらいから夕方18:00くらいまでの所が多いです。時期にもよりますが、だいたい暗くなてきたらお店を閉まう所が多い、といった感じです。
天燈上げの他にもナイヤガラ風の滝を見たり、その他の駅に行ってみたりする事を考えると、午前中のうちに行ってしまうのをお勧めいたします。
台湾のナイアガラ「十分大瀑布」を見に行きましょう
十分老街の商店街を抜けて歩いて行くと、道が左右に分かれています。その道はどっちへ行っても滝にたどり着けますので安心して下さい。
10分ほど歩くと「瀑布直走(滝へ行くには直進)」という小さな看板がありますので、そのまままっすぐ歩きます。
更に5分ほど歩くと左が「瑞芳」右が「平渓」という看板が出てきますので、
「瑞芳」の左方向へ進みます。
更にしばらく歩くと「十分大瀑布→」という看板が見えてきますので、
右方向へ進みます。
歩いて行くと吊り橋が見えてきますのでそこを渡ります。
しばらく歩くといよいよ滝の入り口に到着します。
ここまでゆっくり歩くと30分くらいかかります。
けっこうかかりますよね。のんびり歩くのもいいですが、せっかくの旅行の限られた時間の中で時間のロスを減らしたい時は、先ほどの天灯を上げたところのすぐ近くにタクシーもいますから、紙に「十分大瀑布」と書いて連れて行ってもらうのもアリですよ!
海外でスマホ使うなら【イモトのWiFi】「平渓駅」でも天燈上げが出来ます
「十分」と同じく「平渓」駅でも天燈上げが出来るのですが、やはり有名観光地の「十分」のほうが賑わっているので、天燈上げは「十分」がお勧めです。
ランタンのオブジェがあったりするので見て回るのは良いですが、時間によってはこの駅は飛ばしてもいいかなと思います。
平渓線の終点「菁桐駅」で竹筒に願いを書きましょう
お時間があれば平渓線の終点「菁桐駅」まで行ってみましょう。
ここは石畳の老街が続いており、「竹筒」に願い事を書いて木などにくくりつける事が出来ます。昔のままの風景が感じられ、とっても懐かしい雰囲気が漂っています。
今は使われていない線路
みんなここで「記念撮影」します!
歩いているといろんなところに「竹筒」が。
竹筒を買って、お土産として持って帰ってもいいかもしれませんね!
ミニ天燈のおみやげがたくさん売っていました。
平渓でお勧めのデザート・グルメ
平渓でお勧めのデザートやグルメを少しご紹介します。
豆腐アイスクリーム店「顏藝德興」
「顏藝德興」という豆腐アイスクリーム店、有名なお店で台北などにも店があります。
「美味しいから食べてみて」と台湾人に勧められて食べてみましたが、独特の食感で食べやすく、とても美味しいです。
豆腐料理レストラン「古早厝」
今回せっかくなので2種類の臭豆腐、煮たものと揚げたものを注文し、蒸し鶏、野菜炒めも注文しました。臭豆腐が苦手では無い方には是非ともお試しいただきたいお店です!
いかがだったでしょうか。古い街並みがお好きな方には絶対お勧めしたい「平渓」を
ご紹介しました。台北現地での参考になればと思います。下記に地図も載せておきますので、宜しければ位置関係などの参考にして下さい。
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